7つに分類される

不安そうな女性

具体的に身体に異常が現れる

身体表現性障害の場合、症状が7つに分類されると言われており、この分類は海外で定められたものになります。
まず1つ目が身体化障害と呼ばれるものです。この場合、身体のあらゆる部分で痛みや麻痺、けいれんが発生し、これらが原因となって嘔吐や下痢などが発症する人もいます。また、近年性的行為に感心を示さない男女が増えていると言われていますが、身体化障害の中には性的無関心の症状も現れます。
2つ目にあげられる症状には、識別不能型身体表現性障害と呼ばれるものがあります。この症状としては、倦怠感や食欲減退などの症状があります。基本的に身体表現性障害の場合は長いこと症状が続くのが特徴です。体調不良でも無いので半年近くこうした症状が続く場合は一度クリニックへ相談しに行くのが良いでしょう。食欲減退や倦怠感の場合、大型の病院や内科系のクリニックで検査をしてもらおうとする人が多くいますが、内科の検査でも原因が分からない時にはすぐに心療内科や精神科のクリニックに切り替えるのが良いでしょう。
3つ目に分類されるのが転換性障害と呼ばれるものです。この障害に当てはまるのが身体のあらゆる部分に麻痺や脱力感があらわれ、触覚や視覚に異常があらわれ、上手く感じられない等の症状があります。物を触っても上手く感触が得られない、他の人とは触覚や視覚がずれているということが増えてきた人は身体表現性障害の診察を受けてみるのも1つの改善方法です。
4つ目が疼痛性障害と呼ばれるもので、身体障害の中でも著しく日常生活に支障がでる人がこれにあたります。生活の中で耐え切れないような痛みが急に訪れる、仕事に手がつかないくらいの痛みが定期的に発生する人は身体表現性障害の可能性が極めて高いでしょう。

精神的な部分が大きく影響するタイプ

7つの分類の中でも、具体的に身体に影響はでてこないけれども精神的な不安感などが原因で発生する身体表現性障害もあります。
その1つが自分自身が何らかの病気にかかっているという思い込みが激しく過剰な心配をする心気症で、身体表現性障害の中でも5つ目に分類されます。具体的に症状が現れることは少ないですが、自分が重い病気なのではないかという恐怖感から行動に異常がでてしまうケースもあるでしょう。他にも身体醜形障害や特定不能の身体表現性障害の2つがあります。身体醜形障害の場合、自分の外見に対する過度な心配をする等の症状があります。周囲の目を異常に気にする人や外見への心配から整形を繰り返す人などに多く見られます。特定不能の身体表現性障害には、想像妊娠等の症状があります。このように、身体表現性障害は7つに分類され、それぞれで症状が微妙に違ってきます。周囲にこうした症状を持つ人がいる、もしくは自分自身で思い当たる点が多いという人は専門のクリニックへ相談しに行くことが大切です。

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